「南京大虐殺論争」の論点
↓分かりやすいサイトがまとまっています。
南京大虐殺の真相が分かる10のサイト - NAVER まとめ
第二次世界大戦における日本の最大の戦争犯罪、と国際的には認識されている南京大虐殺ですが
特に国内ではその実態について論争があります。
今回ただ1番に私が言いたいのは、大規模な虐殺があったということは紛れもないという事です。
そして、人数や詳細に疑問があったとしても大規模な虐殺があった以上はそれを真摯に受け止めるべきだと思います。
その根拠・証拠は腐るほどあります。
・スマイス報告
・ジョン・ラーベの日記
・部隊の公式文書『戦闘詳報』
・岡村寧次大将史料
・証拠写真の数々
・ヴォーリントン日記
・NYタイムズ、ロイター通信の報道
・多数の目撃証言
非常に稚拙な羅列で申し訳ありません。
⬆︎とりあえずこのページだけでも目をどうしても欲しいです。
しかしながら、これだけ物的な膨大な証拠がありながらそれを否定する為には、相当な反証が無ければ通りません。
「毛沢東は一度も南京事件について発言していない」といったような反論はほとんど意味を成さないと思います。
否定する人の主な主張は
・それらの証拠は全て捏造だ
・戦闘行為はあったが、虐殺はなかった。
というものですが……
まずは事の全体像を考えてみるのがいいと思います。
そもそも、南京大虐殺は民間人を一つの場所に集めて10万20万一斉に殺した、といった事件ではありません。
幕府山事件・安全区掃討・下関の捕虜殺害などの数千人規模の事件と、個別の時間がバラバラと発生しました。
また、期間でいうと南京陥落から6週間とする定義が一般的です。
広範囲、長期間で掃討や暴虐事件が頻発したというのが全体像です。
その上で上記の主張ですが
まず、膨大な証拠全てが捏造だと言い張るのは無理があるのは明白であると思います。
→納得がいかない方はこちら。「証拠写真は捏造」論に反論しているページです。
また、「戦闘行為はあった論」に関して。
幕府山事件などの事件は掃討事件や捕虜殺害である為、それらを戦闘行為と言い切ってしまう背景があると思います。さすがに乱暴すぎる主張ではないかと思います。
国際法上の議論はさておき、ここは何をもって「虐殺」とするか、という議論になってしまっています。
ただ、レイプや民間人に対する虐殺なども確かに多数見られら事は付け加えておきます。
………非常にレベルの低いものになってしまいました。本読みます。
記事にするまでも無い浅はかな知恵で申し訳ないですが、
その中でも自分なりに、私が独自に主張したい事があります。
日本で否定派が根強くあるのは、「動機の問題」であるという事です。
日本軍がそんなことをする訳が無い。できるわけが無いというものです。
また今度は、そういった事を記事にしていきたいと思います。
その前に多分もっと勉強しないといけないです。
今日は寝ます。