かぴくそ👨‍🎓ソーシャル日記

近代史に興味のあるけど大学院に行く勇気がない就活生の日記です。

侵略戦争の定義はない?

 侵略戦争と言う言葉

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(だいぶ前ですが)安倍首相が「侵略戦争に定義はない」と国会で発言し議論になった事がありました。

その時からずっと考えていた私の意見について、今回は書きたいと思います

 

第一次世界大戦以後、国家間の戦争を無くしていくためにパリ不戦条約にて「戦争を引き起こす」ことに対して非難する風潮になりました。

逆に言うとそれまではルールに則っていればあくまで戦争は国際紛争を解決する手段の一つとして認められていた、戦国時代のような状況だったと言うことです。(と思っています)

でも実際どういう「風潮」だったかは政治的な史料に加えて新聞等の生活に近いドキュメント、口述なども加えて分析しない事には分からないのだと思います。

 

その後、日本は満州事変以降の侵略行為についてこの条約を持って国際的に非難されていた訳です。(?)

そして、第二次世界大戦に至るまで日本は侵略戦争をした側として弾劾された。

 

問題の安倍首相の発言は日本のこれを否定するものですね。

 

侵略戦争の定義については、かつて国連で決議がなされております。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/侵略の定義に関する決議

 

以下のWikipedia より引用

第2条 (武力の最初の使用)
国家による国際連合憲章に違反する武力の最初の使用は、侵略行為の一応の証拠を構成する。ただし、安全保障理事会は、国際連合憲章に従い、侵略行為が行われたとの決定が他の関連状況(当該行為又はその結果が十分な重大性を有するものではないという事実を含む。)に照らして正当に評価されないとの結論を下すことができる。

 

第3条 (侵略行為)
次に掲げる行為は、いずれも宣戦布告の有無に関わりなく、二条の規定に従うことを条件として、侵略行為とされる。

(a) 一国の軍隊による他国の領域に対する侵入若しくは、攻撃、一時的なものであってもかかる侵入若しくは攻撃の結果もたらせられる軍事占領、又は武力の行使による他国の全部若しくは一部の併合

(b) 一国の軍隊による他国の領域に対する砲爆撃、又は国に一国による他国の領域に対する兵器の使用

(c) 一国の軍隊による他国の港又は沿岸の封鎖

(d) 一国の軍隊による他国の陸軍、海軍若しくは空軍又は船隊若しくは航空隊に関する攻撃

(e) 受入国との合意にもとづきその国の領域内にある軍隊の当該合意において定められている条件に反する使用、又は、当該合意の終了後のかかる領域内における当該軍隊の駐留の継続

(f) 他国の使用に供した領域を、当該他国が第三国に対する侵略行為を行うために使用することを許容する国家の行為

(g) 上記の諸行為に相当する重大性を有する武力行為を他国に対して実行する武装した集団、団体、不正規兵又は傭兵の国家による若しくは国家のための派遣、又はかかる行為に対する国家の実質的関与

(*割とウィキペディア信用してます。)

 

しかしながら、この議決は「侵略行為が行われたとの決定が他の関連状況(当該行為又はその結果が十分な重大性を有するものではないという事実を含む。)に照らして正当に評価されないとの結論を下すことができる。」つまり、

侵略戦争かどうかはその都度判断します〜

てきな曖昧さがあります。

 

 

Invasion とAggressive war

つまり、侵略戦争という言葉に定義はない?のかな

 

それに対する明確な反論をしてくれているのがこちら

 

togetterまとめ 「侵略戦争の定義は決まっていないとう詭弁について」

https://togetter.com/li/799852

 

こちらでは「侵略」という言葉を英語訳して、

・aggressive 

・invasion

の違いがこの議論の裏にあると説明しています。

侵略戦争は、英語でaggressive war。

Invasionに対しては、領土を犯すという明確な定義があるという主張です。

 

要は侵略戦争の定義(aggressive war)は問題でなく、日本は侵略(invasion)をしたという事が問題だという事です。

 

 

 

 

まあ、言葉の定義だとか条約だとか云々とかは私はあまり知識量がありません。

こういう事を先に言ってしまうのは甘え、というのがあるのでしょうが…

生半可な知識で語るのも恐れ多いです。

 

 

 

 

この議論の本質とは?

 

 

ゴチャゴチャとややこしいのですが、 

ズバリこれは善悪論の問題です。

 

まあ文章を書いている体力も切れてきたので、

自分の主張を述べてしまうと

 

 「侵略戦争」という言葉の裏には、「侵略戦争=悪、自衛戦争=善」という含みがある。つまり、善悪二元論的な考えを前提とした言葉である。

「侵略戦争」という言葉を否定する人たちはそれに対して反発をしている。

 

 

という事です。

 

実際、先の大戦は極東裁判の結果「日本が(全部)悪い」とされた訳です。この裁判でアメリカ人は一人も処罰されていないし、(単純に国際法に照らし合わせて)明らかな戦争犯罪である原爆投下やドレスデン爆撃も処罰されていない。

明らかに善悪二元論による判断を下されています。

これをどう見るか、という議論ですね。

 

大きく

・勝者こそ正義の理論が通された

・道義的に日本が悪だから裁かれた

という考え方に分かれると思います。

一方、非常に冷静な見方としては、

・この裁判を、国際法に照らした秩序立った世界をつくる布石とするためには、英米も平等に罰せなければいけない

という主義もありました。

パール判事とかですね。

 

 

まあどう考えてもパール判事が一番正しい人間なのは自明なわけで

 

ハッキリ言って第二次世界大戦のあと世界が下した判断というのは、それまでの無秩序からなんら進歩のないものだと思います。

戦後の世界はなあなあの欺瞞のまま進んだ。結果冷戦に及んで、アメリカは戦争を続けた。

 

極東裁判は平和な世の中に寄与した、前進だ、と考えている欧米人は少なくないでしょうが

私は全くそうは思いません。

第二次世界大戦後比較的平和になった感じがするのは日本とドイツが倒れたから、という原因が99%であると。

 

今の日本で、これに対する評価は非常に曖昧ですよね。

21世紀の歴史教育のなか育った私は、日本の立場は

その見方は日本国民全員の見方に委ねる

というものだと思っています。こういうの多いと思います。

 

あなたの考えはどうでしょうか。

私は、先にも「どう考えてもパール判事が正しい」と言ってしまいましたが、

まあ善悪二元論なんてのは馬鹿馬鹿しいし、小2で卒業すべきもんだと思っています。

そんなものを国連はいつまでも引っ張っている。

アホばっかなんちゃうかなと

 

 

 

 

主張したいポイントとしては

第二次世界大戦で5000万〜8000万の死者が出ていて

そこに1%でも連合国側に非があるなら、50万人殺したのと同じだと

少し強引かもしれないけどそう思います。

実際ドレスデン爆撃も東京大空襲も連合国の殺人なわけです。正義のために人殺して許されるなんて論理が通用するかと。

 

 

 

太平洋戦争  植民地既存利益への不満

 

さて

 第二次世界大戦において、善悪二元論を否定する観点で

極東裁判で裁かれなかった、連合国側の「非」というところを具体的に見ていきます。

 

まず対中国の日中戦争に関しては、日本側はかなり部が悪いと思います。(まあ日本にも弁解すべき点は一応あると思います。)

対欧米の目線でいくと、日本の言い分(?)にも筋が通る部分があると思います。

 

今回話題としたいのは、日本が中国を侵略していった理由です。

それは一言で言うと「帝国主義だから」と言う事だと私は思っています。

現在の考えで行くとなぜわざわざ侵略したのか理解に苦しみますが、当時の彼らにとっては帝国主義の論理に従って利益を追求していただけという面が大きかったのではないでしょうか。

 

「国際的な批判を押し切って戦争に突き進んだ」という印象は、ドイツと共通する部分ではあります。

しかし、当時の日本の視点に立って見ると

イギリスやフランスは世界中に植民地などの既存利益を持った状態でパリ不戦条約で一方的に平和宣言をし、「勝ち逃げ」をした訳です。

日本は丁度彼らにならっめ植民地を広げている最中、「やめろ」と言われた。

 

これは面白くないことですね。

これと同じような事が今の世の中でも起きているのではと思います。例えば北朝鮮の核問題にしても、北朝鮮は「批判してくるアメリカが一番核持ってるやん」と思っているはずです。

 

このようにして見ると、太平洋戦争は、近代の改革以降帝国主義の道をたどっていった日本の行き着く先として連続した出来事であったように思えます。

 

また別の章で書きたいですが、日本が太平洋戦争でアジア解放を叫ぶようになった事にも繋がっている事であると思います。

 

 

 

 

最後に 日本はどうか

 

 あくまで誤解されないようにというか、

私は日本が悪くない、などという風には全く思っていないということを明確に書いておきたいと思います。連合国側の悪を批判しても、悪の反対は正義でない。

悪の反対は悪で、正義の反対は正義だと私は思います。

 

 

それどころか

現在の日本人は日中戦争に対する認識という物は非常に甘く、いかに残忍な戦争であったかを目を向けようともしない事は問題だと思います。

南京大虐殺の否定なんてのは論外です。

 

 

しかし、私の根底にあることは

 

大日本帝国が悪の権化でも、その人々の死屍累々の上に私たちの豊かな生活がある。

だからこそ、悪い面とも向き合いながら、あくまでも弁護していきたい

 

というのが私の考えです。

 

そういうスタンスのもと、今後も歴史の事について書いていきます。

 

 

 

 

 

 

追記

「要は」とか、「つまり」とかを多用してしまう。

文章力のなさが露見していますね。自分の場合話すトレーニングだと思ってかなり走り書きでやってます。

過去のログも積極的に修正していこうと思っているので、

この辺意味わからないとか、そういうコメントください。

 

 

あと、いいたいこと書きたいことを書ききれない感があると感じます。

頭の中でまとまってないから、まとめ直さないと…